影響
イエスは世界にどのような影響を与えましたか?
イエスのように世界を変えた人物は他に誰もいません。
歴史上、イエスほど人々の生き方に影響を与えた人物はいません。他のどんな偉大な指導者も、イエスのように、従う者たちの生き方を変えることはできませんでした。復活したイエスに出会った人々は完全に変わります。彼らの世界観は永遠に変わります。彼らは信仰を維持するためには、困難、迫害、死にさえも直面することをためらいません。その多くは自分自身の必要や欲望を無視して自分の一生を他人に仕えることに捧げます。

一世紀のキリスト教徒

イエスが十字架ではりつけにされた後、弟子たちは絶望しました。彼らはゲツセマネの庭で自分たちの命を守るためにイエスを見捨てました。しかし、復活したイエスに出会った後、彼らは完全に変わりました。突然、彼らはイエスの話を世界に伝えるために自分たちの人生を捧げる気になりました。その多くはイエスが生きていると主張したため、拷問にかけられ殺されました。

懐疑家や敵もまた変えられました。イエスの弟ヤコブはイエスが特別な存在だとは思っていませんでした。しかし、復活した兄を見た後、ヤコブはイエスが主(神)であると信じただけではなく、エルサレムの教会の指導者となり、紀元後64年に殉死するほど変わったのです。

タルソ人のサウロは初期キリスト教徒迫害の中心人物でした。彼は人々を刑務所に引きずり込みました。もし彼らが信仰を捨てないなら、彼らの死刑執行を手配しました。しかしサウロはダマスコへ向かう途中、復活したキリストと劇的に出会い、キリスト教の敵であるサウロから偉大な宣教師パウロへと変えられたのです。パウロはユダヤ社会の名声ある地位を捨て宣教師となり、ローマ帝国中にキリストの愛を伝えるために、信じがたい苦しみを経験しました。

ローマ統治者のプリニウス・セクンドゥスは『イピソル X96』の中でキリスト教徒はどんな犠牲を払っても真実を愛する人々であると書きました。彼はキリスト教徒を拷問にかけ殺すよう命じられていましたが、「悪行をせず、詐欺、盗み、姦淫を行なわず、自らの言葉を偽らず、訴えられた時にもキリストとの関係を否定しない」という彼らの堅固な意志に驚かされ、心を動かされました。何世紀もの間、世界中の真のキリスト教徒たちは、イエスによって確立された真実と愛の性質を示す素晴らしい例として堅く立ってきました。

歴史家フィリップ・シャフは、イエスが後の世界の歴史と文化に与えた圧倒的な影響を次のように記述しました。「イエスはお金や武器なしでアレキサンダー、シーザー、マホメット、ナポレオンより非常に多くの人々を征服した。イエスは科学を用いることなく、全ての哲学者、学者を合わせたよりも、人に関すること、神に関することの理解を明らかにした。イエスは学校教育を受けることなしに、いまだかつてないように生き方について話し、雄弁家や詩人らが与えたよりも大きな影響を及ぼした。イエスは一言も記述することなしに、これまでの全ての偉人を集めても、彼らより多くの人々に筆を取らせ、彼らより多くの説教、演説、討論、学識に富んだ本、芸術作品、賛美歌に題材を与えてきた。」


現代のキリスト教

キリストの力には時間と空間の制限がありません。私たちの時代にも、多くの懐疑家たちが一世紀の懐疑家たちと同じように完全に変えられました。例えば、有名な将軍で文学的にも秀でたルー・ウォーレスはよく知られた無神論者でした。彼は二年間に渡り、ヨーロッパやアメリカの主要な図書館で、キリスト教を破滅に追いやるための資料を求めて研究しました。ウォーレスは自身の議論を略述しながら本の第二章を書いている時、突然、ひざまずき「私の主、私の神よ」と言ってイエスに泣き叫んだのです。

議論の余地のない明白な証拠によって、ウォーレスはこれ以上、イエス・キリストが神の子であることを否定できなくなりました。そして後に彼はイエス・キリストの時代の最も有名な英語小説の一つである『ベン・ハー』を書きました。

これと似たように、イギリスのオックスフォード大学教授であった故C.S.ルイスは、イエス・キリストが神の子であることを何年間も否定した不可知論者でした。しかし彼も、イエスの神性に関する反論しがたい証拠を研究した後、イエスを自分の神、救い主として心から受け入れました。 何年にもわたり、C.S.ルイスはキリスト教の考えを支持するために『キリスト教の精髄』や『悪魔の手紙』を含む多くの本を書きました。

現代において、他にも多くの男女がキリスト教のメッセージを伝えるためにしばしば拷問と死に直面しながら、その一生を捧げました。例えば、ルーマニアで最もよく知られているキリスト教指導者の一人であるリチャード・ウォームブランドは、14年間刑務所に入れられ、そして共産党支配下、秘密結成の教会を統制していたことにより繰り返し拷問にかけられました。彼は国際的圧力によってルーマニアから解放された後でさえ、共産党政府から命をおびやかされていました。しかしこれらの脅迫はウォームブランドを黙らせることはできませんでした。彼は公にキリストの福音を伝え続けました。

同様に、韓国でよく知られたキリスト教指導者、ジュン・グン・キムは自分の村の共産主義支持者たちによって、妻と父が虐殺されるのを目の前で目撃しました。彼自身は感覚がなくなるまで殴られ、そのままにしておけば死ぬだろうと放置されました。キムはその暴行から生き延び、自分の敵の魂を愛することができるよう神に願いました。その後、彼の家族を死に追いやった者を含む30人の共産主義者が彼によってイエス・キリストを信じるようになったのです。

イエス・キリストの愛は、キリスト教徒を迫害や死に立ち向かわせるだけではなく、彼らにより良い世界を作るための働きをさせます。マザー・テレサはその一生をイエス・キリストへの奉仕に捧げだ素晴らしい例です。マザー・テレサは有名な貧しい人々への奉仕の中で次のように言いました。「私たちが働くのは、神への愛を表現するためなのです。」

マザー・テレサのように多くの人たちが自国または海外で、貧しい人々や社会からのけ者にされている人々への奉仕に自らの人生を捧げました。サルベーション・アーミー(救世軍)の創立者であるウィリアム・ブース、キャサリン・ブース夫妻は貧しい人々に奉仕することはキリストに奉仕しているのと同じだと信じていました。この夫妻が始めた働きは、より良い世界を作ることを熱心に願う人々のたゆまない努力をもたらしました。


イエス・キリストを信じるこれら全ての男女は、イエスの教えに従うことで、満たされることと喜びとを発見しました。彼らはイエス・キリストに出会った時変えられ、イエスに自分の生涯を捧げました。その一人一人が世界に素晴らしい影響を与えてきました。

あなたもこの生きている神に出会い、このようなイエスの力を体験することができます。イエス・キリストが望んでいることはあなたの心の内に入り、あなたがイエスと共にある新しい人生を始めることです。イエスとの個人的な関係を始めるために『あなたは?』のページを開いて下さい。


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更新: 2006-07-11
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